「しんじょう よりあい」利用者作品展
「しんじょう よりあい」利用者作品展4月23日まで光陽クリニックの「ギャラリー虹」にて利用者の方々の共同作品の展示をさせて頂くことになりました。利用者の方々が手塩に掛けた作品です、どうぞ ご覧になってください。当施設は 毎年 坂井町主催の文化祭に出品しています。かなり以前 脳梗塞をわずらった方の作品も展示する事になりました。その方曰く「そんな恥ずかしい物は 出さんでほしい 幼稚園の展覧会じゃ・・」と。素敵な出来ばえでしたが 結局 取りやめることになりました。身体のすべてが衰えて 現役時代と比較して 満足できる作品にならなかった時の悲哀を訴えました。その上 世間の目にさらす事に耐えがたかったのでしょう。今回は 人としての尊厳を大事にしながら この展示会を企画したつもりです。稚拙な作品になっていることは 否めません。でも 半身不随でも認知症を患っていても「こんなに 頑張っているんだよ」という証を観ていただきたいのです。人生の大先輩の渾身の作品です、 随所に凛と光る物を感じませんか?
素敵なお手紙
河和田地区では公民館で 月2回の「しんじょう よりあい」出張サロンを開いています。 ここは「しんじょう よりあい」の理事の地元です。 2年ほど前に サロンの要望があることを知って 長い準備期間をへて実現化したものです。 本当に 賑やかな利用者の方々で 「なんにもせんでいい、放っといてくれればいい」と、 スタッフは 昼食の準備だけが仕事です。 笑い転げて 「あぁ~ おなかがよじれたよ~」 「あごがくたびれた・・・」と みんなから新たな元気を 貰いあって お帰りになります。 そして ある日 写真のようなお手紙をいただきました。 スタッフ冥利につきる内容です。 これ以上 私たちのモチベーションを上げてくれるものはありません。 こちらこそ ありがとうございます。
ひなまつり
ひな祭りは どんなにお歳をめされても やはり嬉しいもので 心賑わうようです。 地域の民謡クラブの方々が 踊りを披露してくださいました。 最後に 踊りの輪にみんなを誘い込こみ 一緒に「ズンドコ節」を踊りました。 スタッフによる手遊びやビンゴゲームなど・・ 沢山の笑顔を見ることが出来たのは スタッフの無二の喜びです。 ひな祭りは 子どもたちの成長を 祈願する事に由来するとか・・。 「しんじょう よりあい」を卒業なさった方もお見えになりました。 小さくなった身体を 思わずハグしましたら、 「まるで(ここの)子どもじゃのぅ」と。 そうですよ、ここに在籍したことのある方々は みなさん 「しんじょう よりあい」の子どもです。 スタッフ一同 健やかな成長(老後)を願っています。 そして 来年も一緒に ひな祭りのお祝いをしましょう! みなさん 約束ですよ!
河和田サロンの風景
今日は なんと 15名!。 この地区は 「しんじょう よりあい」のパートナーが すすんで老人会の会長のお役を引き受けて 盛りたてています。 その心意気に呼応して みなさん 声を掛け合って 参加してくださいます。 皆さんの平均年齢は86.6歳です。 いろいろなお世話をするには 体力や気力が伴わないと言うのが 実情でしょう。 窓を眺めながら「はよう 春にならんかねぇ」と 畑が恋しそうです。 「畑が忙しゅうなっても 休んだらあかんよ、ちゃんと来るんにゃで!」 「そやそや みんなが揃わんと さびしいが・・、 ほいて心配やがの・・」 「いくら忙しいたって ここんとこより いいとこはないがして」 異口同音に こちらのモチベーションを高めてくださるのが 本当に嬉しいことです。 ここは スタッフにとっても 楽しいところ、 元気を頂くところです。 *写真上「大関初よりあい」
